金融

デビットカードで暗号資産を使う方法:仕組みを解説

Rafael Andrade Baeta

2026年10月6日 · 読了時間:6分

Spending crypto with the Cashi virtual debit card

デビットカードがあれば、暗号資産の残高をほとんどのお店でのお支払いに使えます。暗号資産を直接受け付けているお店はごくわずかですが、換算はカードが行うため、お店は通常のお支払いとして代金を受け取ります。Cashiを使えば、現地通貨の価値が変動しても、お金をデジタルドルで持ったまま、Visaが使えるお店ならどこでもお支払いに使えます。このガイドでは、換算の仕組み、支払い方、カードが使える場所、かかる費用を解説します。

カードで暗号資産を使う仕組み(換算の流れ)

暗号資産デビットカードとは、銀行口座ではなく、デジタル資産の残高から支払うカードです。端末にかざすか「支払う」をクリックした直後の1秒間に、次のことが起きています。

  1. お店がVisaを通じて、通常どおりカード決済の請求を送ります。
  2. カードのアプリが残高を確認します。
  3. アプリが必要な金額を換算し、お支払いを承認します。
  4. お店は通常の通貨で代金を受け取ります。

レジでアドレスを尋ねる必要はありません。お店がデジタル資産について何かを知っている必要もありません。

お支払いにデジタルドルが向いている理由

USDT(Tether)とUSDC(USD Coin)は、1単位あたり1米ドルの価値を安定して保つように設計されたデジタルドルです。そのため、入金した日から支払う日までに価格が大きく動くことがあるBTC(Bitcoin)やETH(Ethereum)に比べて、予算を立てやすくなります。普段使うお金をデジタルドルで持つ人が多いのも、まさにこれが理由です。

カード払いと直接払いの違い

デジタル資産での直接払いに対応しているお店もあります。ただしその場合は、お店が指定する資産とネットワークを正確に合わせる必要があり、一度送ったお支払いはカード払いのように取り消せません。カードなら同じ残高を通常のVisa払いとして使えるうえ、返金も他のお買い物と同じようにカードに戻ります。

暗号資産カードで支払う方法(入金・支払い・確認)

入金する

対応しているネットワークで対応している資産を入金し、利用可能と表示されるまでお待ちください。複数の資産をお持ちの場合は、支払いに使う順序を一度設定しておけば、カードがどの残高から先に使うかを判断できます。Cashiでは「設定」>「支払いに使う資産の順序」で設定できます。

支払う

オンラインでは、カード番号、有効期限、CVV(セキュリティコード)を入力します。店舗では、カードをGoogle Payに追加し、タッチ決済に対応した端末にスマートフォンをかざします。

確認する

アプリで金額、通貨、ステータスを確認しましょう。処理中の金額は、最終的な請求額とわずかに異なる場合があります。チップやホテルのデポジットがある場合は特にそうです。

暗号資産カードが使える場所

暗号資産で支払えるお店を探している方に正直にお伝えすると、直接受け付けているのは一部のオンラインストア、旅行サイト、地元のお店だけです。そのリストは短く、頻繁に変わります。

カードを使えば、この問題はなくなります。カードは、そのカードブランドが使えるところならどこでも使えます。Visaの場合、世界中のほとんどのオンラインストア、アプリ、タッチ決済端末が対象です。実際には、通常のカードを使う場面のほとんどで、残高をお支払いに使えます。Cashiカードが使える場所は、ヘルプセンターの「Cashiカードはどこで使えますか?」でご確認いただけます。

ただし、注意が必要な場面もあります。ホテルやレンタカーのカウンターでは、デポジットのために物理カードを求められることがあるため、大切な予約には別の支払い方法も用意しておきましょう。USDTの残高をお持ちで、お店から直接の送金を求められた場合は、「USDTで支払う方法」をご覧ください。

手数料・為替・利用限度額

  • カードの手数料:暗号資産カードの中には、発行手数料や月額料金がかかるものもあります。Cashiカードは無料です。
  • 為替:お店が別の通貨で請求する場合は、換算手数料がかかります。会計時に価格の換算を提案された場合は、現地通貨で支払うほうが通常は安くなります。お店による換算には為替レートが上乗せされていることが多いためです。
  • 利用限度額:大きな買い物の前に、1日の利用限度額を確認しましょう。Cashiでは、アプリでカードを凍結したり、1日の利用限度額を自分で設定したりできます。

Cashiでは、米ドルでのお支払いにCashiの手数料はかからず、その他の通貨では1%の換算手数料がかかります。対象のお支払いでは3-2-1キャッシュバックも受け取れます。対象の月額サブスクリプションは3%、オンラインショッピングは2%、航空券とホテルは1%です。

Cashiでデジタルドルをどこでも使う

CashiのVisaバーチャルカードは、オンラインショッピング、サブスクリプション、Google Payを使った店舗でのお支払いに使えます。Apple Payにはまだ対応していません。USDT、USDC、BTC、ETH、SOL(Solana)の残高をお支払いに使え、残高を使う順序は「設定」>「支払いに使う資産の順序」で一度設定するだけです。アプリでカードを凍結したり、1日の利用限度額を自分で設定したりできます。現地通貨が必要なときは、メインガイド「暗号資産を使う・出金する方法」をご覧ください。

よくある質問

デビットカードで暗号資産を使うには?

対応している資産をカードのアカウントに入金し、通常のカードと同じように、オンラインで支払うか、タッチ決済で支払います。換算は会計時にカードが行います。

Cashiカードで使える残高は?

USDT、USDC、BTC、ETH、SOLです。使う順序は「設定」>「支払いに使う資産の順序」で選べます。

CashiカードはApple Payに対応していますか?

Apple Payにはまだ対応していません。店舗でのお支払いにはGoogle Payをご利用いただけます。

Cashiカードの利用に手数料はかかりますか?

カードは無料で、米ドルでのお支払いにCashiの手数料はかかりません。その他の通貨でのお支払いには1%の換算手数料がかかります。

CashiカードはATMで使えますか?

いいえ。Cashiカードはバーチャルカードのため、ATMではご利用いただけません。

参考資料

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